【目的別】Webライターが選ぶ!ライティングにおすすめの本9選!

「Webライティングに関する本の情報があまりに多く、最適な一冊を決められない」という方も多いです。そこで、この記事ではライティング技術を向上させたいライターの方向けに、オススメの本を目的別に3冊ずつ、合わせて9冊ご紹介します。自分に合う最適な本を見つけて、ライターとしてさらなるステップアップを目指しましょう。

Webライティング初心者が読むべき本3選

「そもそもWebライティングの”正しい”書き方がわからない」という方は多いです。

ライティング初心者のうちは、自分の目指すべき方向性すら曖昧なことも多いかもしれません。

そんな状態でがむしゃらに記事を書き続けていても、思ったような上達は得られないでしょう。

どれだけ必死に努力をしていても、努力する方向を間違えると結果は現れないものです。

まずはWebライターの目指すべき方向を示してくれる、初心者にオススメの本を3冊ご紹介します。

初心者の方はもちろん、経験者にとっても新たな気づきが得られる魅力的な3冊になっています。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—

初心者がまず押さえるべき知識は、検索順位を上げるための知識である「SEO対策」です。

この本では、そんなSEO対策の内容が非常に分かりやすく解説されています。

本書の魅力は、「登場人物たちがSEO知識を駆使して悪の組織と戦う」という明快なストーリーと、非常に丁寧な知識の解説です。

また、お話の展開もノベルゲーム仕立てになっており、すぐに続きが気になってしまうような内容です。

ゲームをやっているような感覚で、いつの間にか必要な知識が身についていることでしょう。

Web上でも無料公開されていますが、オススメは書籍版となります。

書籍版には、Web版にはない解説や物語の謎についてのお話も追加されています。

20歳の自分に受けさせたい文章講義

「そもそも文章を書くのが苦手」という初心者の方にオススメなのがこの本です。

著名な書籍を何冊も手がけるベテランライターが、学校では決して教えない「書く技術」を余すところなく伝えてくれます。

「踊るような文章を書く」とも評される著者のノウハウとして、話の論理展開や構成、リズムといった要素が例を交えて分かりやすく解説されています。

「話すことはできるのに、書くのは苦手」と感じている方にとっては、まさに特効薬のような一冊となるでしょう。

キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

あなたがどれだけ良い記事を書いても、タイトルが退屈であれば読んでもらえません。

本書では、一瞬で相手の心を惹きつけるキャッチコピーのテクニックが解説されています。

膨大な数の過去のキャッチコピーを集め、体系化してまとめ上げた内容は、広告業で数年働いたのと同じくらい価値があるといえます。

本書はただのテクニックの羅列ではなく、考え方も提示してくれるので、いくらでも応用が可能になります。

キャッチコピー以外のあらゆる場面でも使えるので、今後あなたの大きな武器になることは間違いないでしょう。

ブログのノウハウを得ることができる本3選

Webライターをしている方の中には、ブログやアフィリエイトに興味がある人もいるでしょう。

ブログやアフィリエイトの魅力は、自分が得意な分野や好きなことについての情報を発信することだけではありません。

サイト内に広告を導入することで収入を得ることもできますし、Webライターとしての実績にもなりえます。

ここでは、「ブログやアフィリエイトに興味があるものの、始め方がわからない」という人にオススメの本を3冊ご紹介します。

武器としての書く技術

ブログを始める上での心構えを養うならば、間違いなくこの一冊からでしょう。

本書は、プロブロガーであるイケダハヤトさんがブロガーとして生計を立てる上での様々なノウハウをストレートに伝えてくれる解説書です。

文章の伝え方や面白さを引き出すコツといった技術的な話から、文章を書き続ける必要性や書くことの意義などの精神面の話まで、ブログに必要なことが網羅されています。

ブログだけでなく「文章を書くこと」自体へのモチベーションまでも高めてくれる、必読の一冊です。

世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生

「アフィリエイトという言葉の意味もよくわからない」という人にすらオススメできる、アフィリエイトの超入門書です。

短時間でサクッと読めるのに、実際の運用までの具体的な手順をはっきりとイメージできるようになリます。

初心者が迷いがちな、ブログサイト・プロバイダー選びも詳しく解説されているのがポイントです。

アフィリエイトにそれほど興味がない人にとっても、Webライターとして役立つ知識がたくさん詰め込まれているので、読んでおいて損はありません。

世界一やさしい ブログの教科書 1年生

上記「世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生」のブログ版です。

こちらも同様に、初心者にとって非常に分かりやすく内容が解説されています。

日記や商品紹介などの中から、何についてどのように書くべきかが具体例とともに紹介されており、初心者が抱きがちな疑問はしっかりと解消できます。

人気ブロガーたちのノウハウもまとめられており、それぞれを比較をしながら読み進めることができます。

この一冊で、自分自身のブログサイトを具体的にイメージできるようになるでしょう。

ライターとしての営業術を学べる本3選

Webライターとしてさらなる収入アップを狙うならば、ライターとしての営業術の習得は避けられない課題です。

仕事のこなし方や受注方法、自分自身の魅せ方などといったライティング技術以外のスキルは、思っている以上に重要な要素となってきます。

クライアントがあなたに仕事を依頼するかどうかを決めるのは、こういった営業術によるところが大部分を占めるからです。

ここでは、Webライターの営業術が学べるオススメの本を3冊ご紹介していきます。

頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書

クラウドソーシングでのWebライターが収入アップを望むなら、まず読むべきなのはこちらの本です。

本書では「頑張っているのに稼げない」5つの大きな原因とその対策を事細かに解説してくれています。

受注すべき仕事から効率的な案件の取り方、単価交渉やセルフブランディングといった項目まで、Webライターとして稼ぐ営業術の全てが網羅されています。

この本を読んだ前と後では、あたなの受注する仕事の質が大きく変わっているでしょう。

コンセプトメイキング 変化の時代の発想法

あなたが書く記事に、明確な「コンセプト」はあるでしょうか?

「コンセプト」とは、他者とは異なるオリジナリティとも言い換えられます。

急激に変化する時代で必要な力は、そういった他者と異なる「コンセプト」だったりします。

本書では、様々な企画から選別した86の事例を分析し、画期的なコンセプトを打ち立てる発想術を鍛えていきます。

こういった発想術は、あなた自身がWebライターとして生き残るためのブランディング術としても役に立っていくでしょう。

あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略

「ストーリーブランディング」という言葉に聞き馴染みがない人にオススメなのが、この本です。

「ストーリーブランディング」とは、商品の「物語」を発信するブランディング手法で、多くの人の心を動かす力を秘めています。

本書は、架空の国の小さな無名レストランが大きな有名店に「戦わずに勝つ」ストーリーを描いた、誰にでも読みやすい構成になっています。

個人で活動するWebライターの「パーソナルブランディング」として、非常にためになる一冊です。

まとめ

以上のように、ライティングにオススメの本を目的別に3冊ずつ、合わせて9冊ご紹介してきました。

これらの書籍の中から自分にあった最適な本を見つけ、これからのご自身に投資する意識をもって、スキルを向上させていきましょう。

ただし、本を読んだだけで満足した気になってはいけません。

知識はインプットするだけなく、アウトプットをしてこそ真価が発揮されるものです。

書籍で身につけた知識を積極的に使うことを意識して、充実したライティング活動を続けていきましょう。