webライター獲得におすすめのクラウドソーシングサイトまとめ12選!

自社でWebメディアを運営して売り上げにつなげる、といった話を耳にする機会も増えてきました。近年、こうしたWebメディアを使って情報発信を積極的に行う企業も増えてきています。一方で、いざ「自社でWebメディアを運用したい」と思っても、記事の執筆は社外に委託しなければならない場合もあるでしょう。

外部からライターを獲得する場合、オンライン上で簡単に業務委託が可能な「クラウドソーシングサイト」がオススメです。ここでは、Webライターの獲得にオススメのクラウドソーシングサイト12 選を紹介していきます。

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは「インターネット上で案件を募集している人々に業務を委託すること」です。

クラウドソーシングサイトでは、こうした案件を募集するワーカーと業務を委託したいクライアントを仲介するサービスを提供しています。

例えば、記事作成やイラスト・デザインの募集、Webサイトの作成といった多種多様な業務を委託できます。

近年では働き方の多様化とともに、クラウドソーシングサイトも増加傾向にあります。

多数あるクラウドソーシングサイトの中でも、記事執筆を請け負うWebライターの獲得に適したサイトを選ぶことが大切です。

webライター獲得におすすめのクラウドソーシングサイト

一口に「クラウドソーシングサイト」といっても、扱う案件やワーカーの募集方法によって様々な種類があります。

ここでは以下のように3つの区分に分け、それぞれを紹介していきます。

  1. オールジャンル型クラウドソーシングサイト
  2. ライティング特化型クラウドソーシングサイト
  3. クローズド型クラウドソーシングサイト

それぞれのサイトの区分ごとに異なる特性やメリットを持っています。

これら3つの区分とその具体的なサイトを確認することで、自社メディアの記事内容とマッチするサイトを選択する基準を学びましょう。

オールジャンル型クラウドソーシング

オールジャンル型のクラウドソーシングサイトは、ライティング案件だけでなく、他の様々な仕事も扱っているサイトです。

例えば、イラスト・デザインの募集やプログラミングの案件なども依頼することができます。

こうしたライター以外のスキルを参考にして、どのワーカーに執筆を依頼するかを決められるのは大きなポイントです。

一方で、記事を依頼する際はワーカー個人と直接契約する形態が多く、記事ごとの品質にばらつきが出やすいというデメリットもあります。

登録者の数も非常に多いため、ワーカーが信用できるかどうか、しっかりと見極める必要があるでしょう。

クラウドワークス

「クラウドワークス」は、国内最大のクラウドソーシングサイトで、のべ400万人以上のワーカーに登録されています。

ライティング初心者から経験者まで幅広いライターが存在し、プロフィールからワーカーの実績や得意分野を確認できます。

仕事を依頼する際は、記事を執筆してくれるワーカーを募集するやり方と、直接特定のワーカーに依頼する方法があります。

ワーカーを募集する場合は、仕事単価をあげたり募集オプションを追加で支払ったりするなどして経験のあるライターを獲得するのも手でしょう。

ランサーズ

「ランサーズ」も国内最大手のクラウドソーシングサイトの1つで、クラウドワークスに次いで会員数の多いサイトです。

こちらも初心者から経験者まで登録されており、様々なスキルを持ったライターが存在しています。

ライターの実績やプロフィールなどがわかりやすく掲載されているため、ニーズにあったライターを探し出して、直に執筆の依頼がしやすい仕組みです。

プロのライターとして実名で活動している会員も多くおり、記事のクオリティに安心感や信頼感を持つことができます。

シュフティ

「シュフティ」も、オールジャンル型クラウドソーシングサイトの1つです。

名前からも分かる通り、主婦の在宅ワーカーが多く登録しているサイトになります。

したがって生活にまつわる情報や女性目線での意見など、主婦の強みを生かした記事執筆の依頼には非常にマッチしていると言えます。

一方でプロとして活動しているライターの数は少なくなるため、高度なライティングスキルを要求する依頼は難しいかもしれません。

業務単価の相場も比較的落ち着いており、小規模な依頼がしやすいサイトともいえます。

ビズシーク

「ビズシーク」も、オールジャンル型クラウドソーシングサイトの1つです。

業界最大手のクラウドソーシングサイトと比べると、会員数や案件募集数は少なくなります。

一方で、ワーカー側が支払う手数料が他サイトよりも安いため、業務単価を他サイトよりも低めに設定することも可能です。

別のサイトをメインで使っているプロのライターが、補助的なサイトとして活用することも多く、経験のあるライターに委託できる可能性も高いと言えます。

Work Shift(ワークシフト)

「Work Shift」は、世界各国から12万人以上の登録者を誇る、グローバルなクラウドソーシングサイトです。

登録者はアジアや南米を中心とした外国人が多くを占めているのが特徴です。

専門的なスキルを持ちながら、日本語を含む数か国語を使用できる貴重な人材を確保できる点はサイトの強みになっています。

外国語への翻訳や、外国人向けのコンテンツ作成など、グローバルスキルが必須となる業務の依頼にマッチしているサイトとなります。

ヤフークラウドソーシング

「ヤフークラウドソーシング」は、検索エンジンで有名なヤフーが運営しているクラウドソーシングサイトです。

登録している会員は主婦層が多く、空き時間を利用してお小遣い稼ぎをする感覚の方も多いです。

そのためライティング案件に関しては、比較的文字数の少ない記事執筆が大部分を占めています。

仕事の依頼を出すまでに一度サイトから問い合わせをする必要があるため、依頼内容を事前にまとめておきましょう。

ライティング特化型クラウドソーシング

ライティング型のクラウドソーシングサイトは、ライティング案件のみを扱っているクラウドソーシングサイトです。

ライティングを専門で扱っているため、執筆依頼がしやすいサイト作りになっています。

記事作成に適したライターをサイト側が選抜する方式を取っている場合も多く、記事の品質のばらつきをある程度抑えられます。

こういった品質が保証されている安心感に加え、直接契約が少ないことによるトラブルの少なさもライティング型のクラウドソーシングの強みといえます。

コピーチェックやSEO対策などのオプションをつけやすい点も魅力です。

シノビライティング

「シノビライティング」は、ライティング型のクラウドソーシングサイトです。

体験談や紹介文など文字数の少ない案件の募集が多く、そういった記事を得意とするワーカーに依頼したい場合に便利です。

もちろん文字数の多い記事を依頼することも可能で、シノビライティング内で実績を積んだ経験豊富なライターが選抜されます。

1文字1円から執筆を依頼でき、大量の記事を一括で募集できるシステムも導入されています。

できるだけ多くの記事が必要な場合、コストパフォーマンスの面からオススメできるサイトです。

サグーワークス

「サグーワークス」もライティングに特化したクラウドソーシングサイトです。

記事を依頼する際には専任のディレクターが担当してくれるため、細かな要望に合わせて記事を発注できる仕組みになっています。

さらに品筆の管理や納期のコントロールなど、執筆者との煩雑なやりとりも一任することができる点は強みです。

その他にもSEO対策やコピペチェックなど、品質向上のための施策にも対応してくれます。

Webコンテンツのクオリティに力を入れていきたい方にオススメのサイトです。

CROWD

「CROWD」は、ライティング等の軽作業を主に扱っているクラウドソーシングサイトです。

こちらも、文字数の少ないライティング案件を得意とするサイトといえます。

マイクロタスク化と呼ばれるサイト独自の仕組みにより、執筆作業を迅速に完了させられるという強みを持っています。

したがって、なるべく早く大量の記事を納品してほしい場合の選択肢となるでしょう。

ライターステーション

「ライターステーション」もライティング型のクラウドソーシングサイトの1つです。

ライター登録の際には課題作文を課しているため、記事の品質がある程度保証がされています。

またライターステーションでは、単に記事の執筆を依頼するだけでなく、サイト運営を丸ごと一任することもできます。

記事作成に加え、サイトの問題点の解析や改善も合わせて行ってくれるため、余計な労力を最小限に抑えることもできます。

時間やコストが多少かかることになりますが、その分サイト全体のコーディネートを委託するメリットは大きくなるでしょう。

クローズド型クラウドソーシング

クローズド型のクラウドソーシングサイトは、サイトが設けたテストに合格したライターのみが登録できるクラウドソーシングサイトです。

テストに合格したレベルの高いライターのみが案件に応募可能であるため、依頼した記事のクオリティが高くなることが特徴です。

その分、上記2つのクラウドソーシングサイトと比べて、案件の依頼料が高くなる傾向があります。

自社メディアの記事のクオリティを重視している場合、頭に入れておくべき選択肢の1つでしょう。

estlinks

「estlinks」はクローズド型のクラウドソーシングサイトです。

ライターがサイトに登録する際にはテストが行われ、ライターごとに初級・中級・上級といった区分けがなされています。

したがって記事の品質がしっかりと保証されている安心感があります。

また累計10万本以上の納品の実績もあり、サイトとしての信頼性も十分にあるといえます。

記事を依頼する際は、サイトのお問い合わせフォームよりコンタクトを取る必要があるので注意してください。

かくたま

「かくたま」も、クローズド型のクラウドソーシングサイトの1つです。

記事を依頼した際に、ディレクターと校正者が配属されるため、記事のクオリティが保証される強みがあります。

またSEOのためサジェストキーワードや共起語の調査、競合サイトのキーワード分析、記事企画、構成案作成といったコンテンツ管理を一括で委託することもできます。

Webマーケティングに強いコンテンツ作りを得意としているため、自社商品の売り上げを効果的に高めたい場合に適したサイトといえます。

まとめ

この記事では、Webライターを獲得するのにオススメのクラウドソーシングサイトを12個見てきました。

クラウドソーシングサイトには、オールジャンル型やライティング型など、扱う案件や募集ワーカーによって区別があります。

これらの区別に従って、ライターに直接依頼するかサイトを介して間接的に依頼するか、といった傾向の違いもありました。

さらには、SEOライティングを得意とするサイトやサイト運営を一括して任せられるサイトなど、サイトごとの特色もあります。

ご自身で運営するWebメディアで重視したい部分を明確にして、最適なクラウドソーシングサイトを選ぶことが大切です。